得点王や鮮烈デビューの可能性も 元日本代表DFが推す「2022年シーズンのJ1注目選手」

大ベテランの遠藤は2年ぶりのJ1へ 藤田は横浜FMの鍵を握る1人

■遠藤保仁
所属:ジュビロ磐田
ポジション:MF
年齢:42歳
昨季リーグ成績:35試合3得点(J2)
日本代表通算:152試合15得点

「ヤットさんも42歳。運動量は落ちていていますけど、上手いので時間を止めることができる。走らないといけない今の時代で、時間を操ることができるのか。俊さん(中村俊輔)は横浜FCではそれをできなかった。ヤットさんは磐田で試合に出続けていたので、(2年ぶりの)J1の舞台に戻ってどれだけできるか。『J1ではやっぱりできなかった』と言われてほしくないです」

■藤田譲瑠チマ
所属:横浜F・マリノス
ポジション:MF
年齢:20歳
昨季リーグ成績:28試合1得点(J1/徳島ヴィルティス)
日本代表通算:―(A代表未招集)

「藤田譲瑠チマは今年のマリノスの新戦力を見ていて、最初に面白い・使えると思った選手でした。ボランチとして喜田(拓也)と組んでも、岩田(智輝)と組んでも楽しみです。3バックの経験もあって、守備的な中盤タイプなので、アンカー起用もありだと思います。ボール奪取の時に足が一歩二歩出るなかなかいない能力を備えていて、相手からしたら厄介な存在。若くて気持ちが強くイケイケ感もあって、ロングパスも上手い。(ケヴィン・マスカット)監督も使いたいはずです」

[プロフィール]
栗原勇蔵(くりはら・ゆうぞう)/1983年9月18日生まれ、神奈川県出身。横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2002年にトップ昇格。元日本代表DF松田直樹、同DF中澤佑二の下でセンターバックとしての能力を磨くと、プロ5年目の06年から出場機会を増やし最終ラインに欠かせない選手へと成長した。日本代表としても活躍し、20試合3得点を記録。横浜FM一筋で18シーズンを過ごし、19年限りで現役を引退した。現在は横浜FMの「クラブシップ・キャプテン」として活動している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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