「マジョルカは笑う」 “衝撃FK弾”の国王杯初ゴールで現地脚光…“久保効果”とは?
マジョルカでの通算6得点で5勝1分の成績へ注目「マジョルカを活性化させた」
スペイン1部マジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、1月15日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦のエスパニョール戦に先発出場すると、前半に直接フリーキック(FK)で先制点を挙げて、2-1の勝利に貢献した。今シーズン、公式戦2点目を挙げた久保の記録に、スペイン紙「Ultima Hora」が注目している。
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エスパニョール戦の前半32分、久保はゴールから約20メートルの距離で得た直接FKの場面で左足を振り抜き、元スペイン代表GKディエゴ・ロペスの守るゴールを破った。この衝撃の一撃は久保にとって、リーガ第16節アトレティコ戦(2-1)以来、約1か月ぶりとなる今季2点目。2シーズン前にも所属していたマジョルカでの通算では、6得点目となった。
「Ultima Hora」は、「治療としての“久保効果” マジョルカを活性化させた日本人、またも決定的なゴールを決める」との見出しで、エスパニョール戦の得点が久保にとって国王杯初ゴールであることを指摘するとともに、ゴールを決めた6試合が5勝1分という結果になっていることから、「クボが得点した時、マジョルカは笑う」と表現した。
なお、久保は昨シーズン、所属したビジャレアルとヘタフェでも、それぞれ1得点を記録している。ビジャレアルでは、2020-21シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ初戦のスィヴァススポル戦(5-3)で1得点2アシストを記録。その後、久保はビジャレアルを離れたが、チームはEL制覇を成し遂げた。また、ヘタフェでは、レバンテ戦(2-1)で、チームを1部に残留させる決勝点を決めている。
リーグ戦では3連敗中で、4試合未勝利となっている16位マジョルカ。2シーズン前、クラブの2部降格を食い止められなかった久保は、さらなる活躍を遂げて1部残留へ導くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)