浦和レッズで埋もれた左サイドのスペシャリストが神戸に期限付き移籍決定 浦和戦欠場の条項も

2012年に日本代表候補に選出されたDF橋本

 浦和レッズで出場機会を失っていた左サイドのスペシャリストDF橋本和が、ヴィッセル神戸へ期限付き移籍することが6日に両クラブから発表された。移籍期間は今シーズン終了の17年1月31日までとなる。

 橋本は2015年シーズンに浦和に加入し、左サイドからのピンポイントクロスに期待が集まったものの、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の戦術に馴染むことができなかった。MF宇賀神友弥からレギュラーポジションを奪えず、今季も京都サンガから加入したMF駒井善成の後塵を拝し、ベンチ入りすらもままならない状況が続き、公式戦の出場は3試合にとどまっていた。

 橋本は浦和のWEBサイトを通じて「このたび、ヴィッセル神戸へ期限付き移籍することになりました。いつも応援していただいていたファン・サポーターのみなさんに大変感謝しております。プロサッカー選手として試合に出場したいという思いが強くなり、環境を変える決断をしました。元気な姿を見せられるようにがんばってきますので、これからも応援よろしくお願いします」というメッセージを出している。

 神戸のネルシーニョ監督は前所属の柏レイソル時代に橋本を指導。橋本もネルシーニョ戦術の下で一気に評価を高めていた。2012年には日本代表候補に選出されていた橋本にとっては約1年半ぶりに恩師の下でプレーすることになる。神戸のWEBサイトを通じては「ヴィッセル神戸へ加入する事になりました橋本和です。神戸の勝利に貢献できるように全力でがんばりますので、応援よろしくお願いします」とコメントを発表している。

 

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