町田が新練習拠点をメディア初公開 最古参DF深津が感慨「ゼルビアには特別な感情がある」

FC町田ゼルビア最古参の37歳DF深津康太【写真:Football Zone web】
FC町田ゼルビア最古参の37歳DF深津康太【写真:Football Zone web】

在籍11年目の深津は「感謝」の言葉を何度も口にする

 FC町田ゼルビアは11月25日、新しい練習拠点「三輪緑山グラウンド」でのトレーニングをメディアに初公開した。天然芝グラウンド2面とクラブハウスが一体となった施設で、クラブハウスは来年1月頃に完成予定。最古参の37歳DF深津康太は、「今までゼルビアのために戦ってくれた選手たちには感謝しかない」と思いを馳せた。

 町田は2009年にカテゴリーをJFLに上げ、12年には初めてJ2リーグに昇格。その後、JFLへ降格し、J3リーグを経て、J2の舞台で戦ってきた。

 J1昇格を目指す過程で、2018年にJ1参入プレーオフ出場圏の4位を確保しながら、J1ライセンスに必要な「1万5000人以上が入場可能なスタジアムを有すること」「設備基準を満たしたクラブハウス、天然芝またはハイブリッド芝ピッチを1面以上有する専用の練習場を用意すること」などの条件を満たせず、“不参加”というもどかしさを味わった。

 その後、18年10月にサイバーエージェントがFC町田ゼルビアの経営権を取得後、状況は大きく動き始めた。2019年5月、新たな拠点として、土のグラウンドだった町田市保有の上の原グランドをクラブ負担で、天然芝と人工芝の融合したハイブリッド芝のピッチへと改良。町田GIONスタジアムの増席工事も着工され、ライセンス制度の基準が緩和された2019年9月に初めてJ1クラブライセンスを取得した。

 20年6月、町田市、市民の協力を受け、鶴見川クリーンセンター内に新拠点となるクラブハウスと天然芝グラウンドが一体となったトレーニング施設の整備が決定。グラウンドでの練習はスタートしており、22年1月頃にクラブハウスが完成予定となっている。JFL時代を知る数少ない選手である在籍計11年目の深津は、「クラブハウスもなかった僕たちが、練習が終わってすぐにシャワーを浴びられる、あるいは車で移動しなくていい。それだけで幸せ。本当に感謝しています」と感謝の言葉を述べる。

「(専用)グラウンドとクラブハウスはずっとできると言われてきて、僕たちはそれを本気にしてきました。できない時期が長く続いて、『本当にできるのかな』と思うこともありましたけど、素晴らしい練習場、クラブハウスが今こうして目の前にある。人工芝で練習できるだけでもありがたいですけど、やっぱり年を重ねるにつれて、(練習が)終わると足首とか膝とか、全身の疲労感に襲われてきました。今、この年齢であの環境に戻れと言われたらもう無理ですね(苦笑)。当時の自分には『頑張れ!』と声をかけたいです」

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