宿敵バイエルンへの“裏切りの移籍”を選んだフンメルス マンUはCL出場権なく「排除した」

アーセナルやスペインからの打診はなし

 来季のCL出場権を持たないイングランドのメガクラブについて、取材した記者がユナイテッドであるかを尋ねたが、フンメルスは否定しなかったという。そして、アーセナルからのオファーや打診はなかったという。

「アーセナルが自分を欲しがったなどと繕うつもりはない。オファーはなかった。スペインも同じこと。常に打診はあったが、現時点でオファーはない。だから、ドイツで自分のキャリアを続ける基本的な決断をすることになったんだ」

 ジョゼ・モウリーニョ新監督が就任した“赤い悪魔”は、来季の覇権奪回に向けてパリ・サンジェルマンからスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得が秒読み段階に突入するなど、今夏の大補強を画策している。だが、最終ラインの新たなリーダーとしてフンメルスに白羽の矢を立てたが、このドイツ代表DFにとっては来季のCL出場権を持たないことが、断りを入れる決定的な理由となったようだ。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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