久保建英が練習再開 マジョルカがリハビリ模様公開「同僚との練習に戻る第2段階へ」

マジョルカでリハビリ中の久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカでリハビリ中の久保建英【写真:Getty Images】

現地メディアが膝の手術をしていたと報じるなか、マジョルカはその事実を否定

 膝の負傷で離脱しているスペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英が、練習を再開させた。リハビリの様子をクラブ公式YouTubeチャンネルが公開し、「当初の予定通りに進んでいる」としている。

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 久保は9月22日のリーガ第6節レアル・マドリード戦(1-6)に出場するも前半のみの途中交代。本人はインスタグラムで膝を負傷したことを明かし、同26日での第7節オサスナ戦(2-3)では松葉杖姿で試合を観戦する久保の姿も捉えられていた。

 スペインメディア「Okdiario」は、初期診断で全治1カ月半と見られ、「実際にそうなりそうな見通し」と伝えていたなか、マジョルカのルイス・ガルシア監督は、10月14日に行われた記者会見で、「来週には自分の足で歩くことになる」と松葉杖が取れる予定だと説明。一方で、同じく負傷離脱しているスペイン人DFアントニオ・ライージョと比較して「回復までの見通しが遅れているわけではない」としつつも、具体的な復帰時期に関しては明言を避けていた。

 そのなかで、「OKディアリオ」のディレクターであるエドゥワルド・インダ氏が現地時間17日、スペインのサッカー番組「エル・チリンギート」に出演した際、独自で入手した情報として、「クボはベルナベウで負傷した。半月板に深刻な問題を抱えていた。マジョルカは彼が1カ月前に手術していた秘密を守り、明かさなかった。奇妙なのは公式発表しなかったこと。私が言われたのは、(回復まで)この先1カ月半かかるということだ」と発言したなか、マジョルカ公式YouTubeチャンネルは「タケ・クボがジムで練習再開」と題した動画を公開した。

 1分26秒の動画では、久保が松葉杖なしで、ゆっくりながらも自らの足で動いてメニューをこなし、足を固定しての体幹トレーニングなども消化。投稿には、マジョルカによるこのような補足の説明も添えられている。

「タケ・クボはピッチでチームメートと練習に戻る前の第2段階をスタートさせた。タケ・クボは膝の手術をしていない。リハビリは当初の予定通りに進んでいる。しっかり練習して行こうぜ、建英!」

 練習を再開したことで、久保の復帰プロセスは一歩前進したと言えそうだ。

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