【日本代表】長友佑都、サウジ攻略のポイントは「両SBの裏が空く」 一問一答(2)

DF長友佑都(写真左)がサウジアラビア戦のポイントについて言及【写真:ⓒJFA】
DF長友佑都(写真左)がサウジアラビア戦のポイントについて言及【写真:ⓒJFA】

サウジアラビア戦、オーストラリア戦で「もちろん2連勝を目指している」

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間7日(日本時間8日2時)にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビアと対戦する。中東の難敵との一戦を前に、DF長友佑都(FC東京)がオンライン取材に応じた。

 長友の一問一答、後半は以下の通り。

――サウジアラビア戦の直近2試合は1-0の僅差。ゲームプラン、得点するには何が必要か?

「ゲームプランをあまり詳しく話したくないけど、サウジ戦はチェックしている。彼らはずっと暑い中でやっているので、環境を熟知した戦いをしている。だからこそ、ポゼッションで相手を疲れさせて仕留めるサッカーをしてくる。アジアカップのように持たれすぎると、環境も含めて厳しくなる。前からハメる時間帯、ブロックを作って持たせる時間帯の共通意識を持てれば、やれるなと思っている。前から行く時は球際を激しくいって、切り替えてショートカウンター。ブロックを作る時は持たせるけど、FWにつけてみんなが出ていくサッカーができれば点は取れると思う」

――両サイドバックが一つの鍵?

「(サウジの)サイドバックが本当に両方とも高い位置を取る。ポゼッションには優位な立ち位置だけど、裏は空く。持たせている時は、常にそこが空いているという意識を持っていれば突いていける。僕もコンディションが上がってるので、スプリントで相手をはがすことも意識している」

――10月シリーズの位置づけは、2試合で「勝ち点6」?

「もちろん僕も2連勝を目指している。引き分け狙いは考えていない。ただ、試合状況、もしかしたら退場者が出るとか、失点するとかネガティブな状況が起こることもある。経験のある選手がいるので、そういう時にはしっかり考えたいけど、僕自身も2連勝を目指したい。長い最終予選だけど、初戦に負けているのでそんなに余裕はない」

――スピードのある古橋亨梧も追加招集された。

「(古橋も)怪我をしていたけど、復帰して活躍しているし、体も動いている。彼のスピードをチームとしてどう生かすか。それをできるようにしたい。世界でも通用するスピードを持っている」

――欧州組はサウジアラビアで試合すれば移動や時差の負担も少ない。

「個人的には、10年以上そういう移動と戦いをしているので、身体が慣れている。そこまで影響はないかなと。ヨーロッパの選手は(サウジアラビアに)来て、日本に行って、(ヨーロッパに)帰らないといけないけど、僕は日本にいるままなので移動が1回少ない。長いスパンで見ればコンディション的に大きい。チームとしてはヨーロッパにいる選手が多いので、日本に来るより明らかに良い状態で臨めると思う」

――現代表はヨーロッパ組が多く、Jリーグ勢が少ない。Jリーグ勢として示したいことは?

「それは僕自身も意識している。ピッチで見せないといけないと思っているので、FC東京の選手として、Jリーガーとして初めて日本代表に入ってきたので、自分が基準を示せるようにと意気込んでいる」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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