蔚山ホン・ミョンボ監督、ACL敗退の川崎に敬意 「我々はベスト4で対戦すべきだった」

川崎は0-0からのPK戦で2-3の敗退【写真:ⓒAFC】
川崎は0-0からのPK戦で2-3の敗退【写真:ⓒAFC】

PK戦にもつれる激闘に、「両チームの選手は良い試合をした」と言及

 川崎フロンターレは14日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦で蔚山現代(韓国)と敵地で対戦し、0-0からのPK戦で2-3の敗退となった。敵将のホン・ミョンボ監督は試合後、「川崎は良いチーム。我々はベスト4で対戦すべきだった」と語ったという。韓国の総合ニュースサイト「news1」が伝えた。

 現役時代に柏レイソルでプレーした元韓国代表ホン・ミョンボ監督が率いる蔚山に対し、川崎の前半は持ち前のパスワークが発揮させてもらえない苦しい展開になった。ペナルティーエリア周辺からシュートを打たれる厳しい場面も何度か迎えたが、無失点で耐えながら試合を進めた。

 スコアレスのまま後半に入ると、全体的には川崎のボール保持率が高まったが、なかなかゴール前を崩すには至らなかった。一方の蔚山もシンプルなロングボールの数も多くありながら、ペナルティーエリア内に入り込んでくる場面もあり、両者が拮抗したまま試合が進行。このまま両者が無得点で延長戦に突入した。

 延長戦に入ると時間の経過とともに消耗戦の様相も呈し始める試合になった。川崎は全体にボールを持たれる時間が増えつつも、延長前半のラストプレーでは途中出場のFW知念慶がゴール前で決定機を迎えたが、ヘディングシュートは相手GKにファインセーブされた。

 川崎の鬼木監督はラスト10分でFWレアンドロ・ダミアンとFW小林悠に代え、MF長谷川竜也とFW遠野大弥を投入して勝負に出た。しかし、同じタイミングでDF山村和也がMF塚川孝輝と負傷交代。センターバックに負傷者が相次いでいる中では苦しい状況も同時に抱えた。終了1分前には相手のヘディングシュートがゴールポストに当たって肝を冷やした川崎だが、0-0のまま決着はPK戦にもつれ込んだ。

 川崎が先攻となり互いに2人目が枠外にシュートを失敗したPK戦は、相手3人目MFイ・ドンジュンのキックをGKチョン・ソンリョンがストップ。しかし、川崎は4人目のMFジョアン・シミッチが枠を外し、5人目のMF家長昭博がGKにストップされた。そして蔚山は5人目のMFユン・ビッガラムが決めて勝負あり。川崎はPK戦の末にACLの舞台から姿を消した。

 激闘の末に、ベスト8への切符を勝ち取った蔚山のホン・ミョンボ監督は試合後、「我々は強い川崎相手に良いゲームをした。両チームの選手は良い試合をしたが、我々の集中力のほうが高かった」と自チームの選手たちを称えるとともに、川崎についてこのように語っている。

「(我々が勝った)川崎は良いチームだ。実際、我々はベスト4で対戦すべきだった。組み合わせ運がなかったとでもいうべきか。もっとお互いに勝ち上がって対戦していたら、ファンによりレベルの高い戦いを見せられただろう」

 ホン・ミョンボ監督は、川崎に対してもリスペクトを示すことを忘れなかった。


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(Football ZONE web編集部)


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