久保建英、的確パスで攻撃牽引も… マジョルカ今季初黒星、韓国代表MFと2列目で共演

マジョルカMF久保建英(写真左)【写真:Getty Images】
マジョルカMF久保建英(写真左)【写真:Getty Images】

国際Aマッチウィーク明けとなったビルバオとのアウェー戦で、リーグ戦3試合連続スタメン出場

 マジョルカは現地時間11日、リーガ・エスパニョーラ第4節でアステレィック・ビルバオと対戦し、敵地で0-2と敗れ今季初黒星を喫した。日本代表MF久保建英はリーグ戦3試合連続でスタメン出場を果たし、巧みなパス捌きで攻撃の組み立てに関与するも得点には絡めず、後半途中交代となった。

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 今季1部復帰を果たしたマジョルカは、ベティスとの開幕戦を1-1で引き分けると、その後は2連勝(第2節アラベス戦/1-0、第3節エスパニョール戦/1-0)。3試合負けなしで6位と、新シーズンで好スタートを切った。久保はベティス戦で途中出場し、アラベス戦、エスパニョール戦と続けてスタメン出場を飾っていたなか、国際Aマッチウィーク明けとなったビルバオとのアウェー戦で3試合連続となるスタメン出場を果たした。

 4-2-3-1のトップ下で先発した久保は、立ち上がりから押し込まれる展開となったなかで、守備に奔走。敵陣ゴール前でのプレーが限られた。一方で、自陣後方から的確にパスを捌く姿も散見され、前半25分には敵陣中央のスペースで味方からパスを受けた流れで、左サイドへ走り込んだDFブライアン・オリバンへスルーパスを供給。オリバンのクロスはチャンスにはつながらなかったものの、攻撃の組み立てに関与した。

 スコアレスで迎えた後半も、ホームのビルバオが主導権を握る展開に。中央でなかなかボールを受けられない久保は、サイドのスペースに流れてパスを引き出しチャンス創出を試みるも、決定機にはつながらない。すると同23分、マジョルカは自陣ゴール前でFKを与えると、このセットプレーからDFダニ・ヴィヴィアンにヘディングシュートを叩き込まれ、先制点を献上する。

 反撃に出たいマジョルカは後半26分、今夏にバレンシアから加入した韓国代表MFの”至宝”イ・ガンインを投入。イ・ガンインはトップ下、久保は右サイドに配置され2列目で日韓アタッカーの”共演”が実現したが、その2分後、自陣右サイドを崩された流れからFWイニャキ・ウィリアムスに追加点を許し、スコアは0-2に。久保は同33分に途中交代を告げられ、チームは無得点のまま今季初黒星を喫した。

 マジョルカは次節、現地時間19日にホームでビジャレアルと対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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