「森保監督の立場は危機に瀕している」 初戦黒星同士の対決、中国メディアが日本に言及

日本代表の森保監督【写真:Getty Images】
日本代表の森保監督【写真:Getty Images】

南野が怪我でチームを離れ、離脱者は3人目「南野の重要性は言うまでもない」

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦は7日に各地で行われ、カタールの首都ドーハでは日本と中国が激突する。ともに初戦を落とし、絶対に落とせない一戦として挑むなか、中国メディアは離脱者が出ている対戦国に関して「森保監督の立場は危機に瀕している」と伝えている。

 FIFAランク24位の日本は、ホームでW杯アジア最終予選初戦に挑んだが、コンディションの良いオマーンのプレッシャーをかい潜れずに苦戦。逆に、終盤にサイドを崩されたところから失点を喫し、まさかの黒星スタートとなった。

 一方、ドーハでオーストラリア戦に臨んだ中国は、帰化選手のFWエウケソンとDFティアス・ブラウニング、エースFWのウー・レイらが先発するも前半24分、26分と立て続けに失点。後半にも追加点を奪われ、0-3で敗れた。

 初戦を落とした者同士が次節で対戦することになるが、中国メディア「新浪体育」は「日本と中国は、(最終予選)初戦で苦しみの夜を過ごした。敗れた際のスコアは異なるが、両者は国内で疑問の目を向けられた。特に、日本はファンの怒りに苦しんでいる。理由は単純明快。ワールドカップ出場は単なる夢ではなく、代表チームが成し遂げなければならない目標だからだ」と言及した。

 記事では、10番を着けていたMF南野拓実が怪我で離脱したことについても触れ、森保一監督にとっては厳しい状況だとしている。

「日本サッカー協会は、ドーハの悲劇を喜劇に変えたかったが、ドーハへのチャーター便を運行したあと、リバプールでプレーする南野拓実が離脱した。怪我の板倉滉、疲労の酒井宏樹を含めると、すでに3人目だ。日本にとって南野の重要性は言うまでもない。森保監督の立場は危機に瀕している」

 ドーハで勝利を手にするのはどちらか。日本と中国から大きな注目が寄せられることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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