J3福島、選手の不正出場で“0-3負け試合”処分に反論 「マッチコミッショナーの認可によって…」

先日の浦和対湘南の件では、マッチコミッショナーに無期限の割り当て停止の処分

「本件選手の試合への出場は、マッチコミッショナーの認可によってエントリーしたことによるものであります。マッチコミッショナーは、Jリーグの実行委員会が推薦し、理事会が承認した後、チェアマンが任命し、公式試合に派遣されるものであり、キックオフ時刻の変更についての承認権やエントリー完了後からキックオフ時刻までの選手の変更についての承認権等、試合の開催や選手の出場等について大きな権限を有している立場ですから、弊クラブとしては、マッチコミッショナーの認可がなければ、指摘に逆らって本件選手を試合に出場させる意思は全くありませんでしたし、事実上不可能と認識しています」

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 6月に浦和レッズと湘南ベルマーレの試合で、U-24日本代表での活動中に陰性の判定を受けたものの手続き不備で、浦和のGK鈴木彩艶が出場した件について、先日にはJリーグから当該試合のマッチコミッショナーに無期限の割り当て停止という処分が発表されている。

 福島は「事前の通知書を受領した段階で、弊クラブ顧問弁護士とも相談の上、懲罰の内容をクラブに科すことは本件の事情に照らして不相当に重く、不適当である旨の意見を当該委員会に申し上げておりました。今後は、通告書の内容を精査した上で、関係機関とも協議しながら、対応策の検討と信頼回復につとめてまいります」としている。今後、正式に申し立てを行うことになれば、Jリーグがどのような対応を取るのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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