古橋亨梧は「スターになる」 名門セルティックで示す”実力”を現地メディア絶賛
EL予選・ヤブロネツ戦で無得点も、オフ・ザ・ボールでの働きに現地注目
セルティックは現地時間12日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦の第2戦・ヤブロネツ(チェコ)戦に臨み、3-0で勝利。2戦合計スコア7-2とし、プレーオフ進出を決めた。先発した日本代表FW古橋亨梧は無得点に終わったものの、現地メディアはこの試合でのパフォーマンスを評価し、デビューからここまでの働きぶりを踏まえ「セルティックのスターになる可能性を秘めている」と指摘している。
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今夏、ヴィッセル神戸からセルティックへ移籍した古橋は、7月31日に行われたリーグ開幕節のハーツ戦(1-2)の後半34分から途中出場し、新天地デビュー。この試合から5日後に行われたEL予選の第1戦・ヤブロネツ戦(4-2)では移籍後初先発で初ゴールをマークすると、本拠地デビュー戦となったリーグ第2節のダンディー・ユナイテッド戦(6-0)でハットトリックを達成する活躍を見せた。
ヤブロネツとのEL予選第2戦でもスタメン入りを果たし、前半15分にはGKとの1対1を制してゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールに。その後も精力的な動きで攻守に奔走。ゴールを奪えないまま後半21分にピッチを退いたが、現地メディアからはこれまでのパフォーマンスを踏まえつつ、高い評価を下されている。
英メディア「Glasgow Live」は、ヤブロネツ戦での古橋のパフォーマンスに対し「何度かチャンスを逃したが、その動きは印象的だった」と指摘。「ゴールで注目を集めているが、ボールを持っていない時の彼の仕事ぶり、そしてプレス能力も同様に素晴らしい。ポステコグルー監督の戦術上の重要な要素であり、ボールを奪い返そうとする熱心さから、古橋は執拗なファウルで警告を受けた」と、オフ・ザ・ボールでの働きも称えた。
セルティック加入からわずか数試合で結果を残し、現地メディアからの評価を勝ち取っている古橋。記事ではここまでの働きぶりを踏まえ「セルティックでスコットランドのスーパースターになる可能性を秘めている」とも綴られ、今後の活躍へ期待を懸けられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)