CL決勝でPK失敗のアトレチコDFが温かく迎えたファンに感謝 「“愛情のディスプレイ”は一生忘れない」

涙に暮れたフアンフランが公式サイト上で異例のメッセージを送る

 アトレチコ・マドリードのスペイン代表DFフアンフランは、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のPK戦で痛恨の失敗をしたが、クラブの公式サイトで本人がファンに向けて異例のメッセージを公開。PK失敗にも温かく迎えたサポーターに対し「ファンの“愛情のディスプレイ”は一生忘れることはないだろう」と感謝の念を送った。

 2年前と同じく宿敵レアル・マドリードと対戦したCL決勝。前半にDFセルヒオ・ラモスに先制点を奪われ1点ビハインドとなったアトレチコだったが、持ち味の粘り腰を発揮し、次第にレアルを押し込んでいった。

 その粘り腰の象徴がフアンフランだった。後半34分にMFガビの浮き球パスに反応しダイレクトでクロスを送ると、MFヤニック・カラスコの同点弾をアシスト。その後もFWフェルナンド・トーレスの際どいシュートを演出するなど、右サイドで存在感を放った。

 しかしPK戦でフアンフランは、悲劇の主役となってしまった。4人目のキッカーを務めたものの、シュートを左ポストに当ててしまう。直後にレアル5人目FWクリスティアーノ・ロナウドが決め、アトレチコ史上初のビッグイヤー獲得は夢と潰えた。涙に暮れたフアンフランだったが、懸命の声援を送ったファン、サポーターに向けて感謝の念は尽きない模様だ。

 

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