「日本サッカーの概念を変える」と絶賛した選手は? メキシコ戦出場14人を金田喜稔が採点

途中出場の前田はJリーグトップの「スプリント力を生かせていない」

<途中出場>
■前田大然(横浜F・マリノス/FW/←後半20分IN)=★★★

 Jリーグでトップのスプリント力を誇り、今回は1トップではなくサイドでの起用となったが、その能力を十分に生かしているとは言い難い。もちろん、守備面での貢献はあるが、今回の一戦で言えば出場直後に相手が退場。1人多くなったなかで、攻撃時にもっとできることはあったはずだ。チームとして前田の特長を生かす動きが共有できていないのかもしれないが、途中出場の選手としてもっとガムシャラに戦い、相手のファウルを誘って時間を使うようなプレーを求めたい。

■上田綺世(鹿島アントラーズ/FW/←後半34分IN)=評価なし

 負傷明けで、まだ心身のコンディションが戻り切っていない印象。チームの流れが悪くなっている時間帯での出場に難しさはあるものの、思うようにボールが出てこないのであれば、もっと周囲に要求するような姿があってもいい。FW陣では間違いなく最も得点センスのある選手で、日本のメダル獲得に不可欠な存在。次のフランス戦できっかけになるようなプレーを披露してほしい。

■三笘 薫(川崎フロンターレ/MF/←後半34分IN)=評価なし

 フィジカルの状態がどこまで戻っているのかは不透明だが、後半38分にドリブルを仕掛けてファウルを誘うシーンも作っていた。現状では次戦以降も切り札起用が濃厚。違いを生み出せるアタッカーとして、彼もまた上田とともに復活が待たれる。

[PROFILE]
金田喜稔(かねだ・のぶとし)

1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

(金田喜稔 / Nobutoshi Kaneda)


金田喜稔

1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

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