「今のミランは反乱分子が多すぎる!」 黄金期を知る名GKが引退を機に大暴露

元イタリア代表GKアッビアーティ 「指示されたことをやらない選手が4、5人いた」

 今季限りでの現役引退を発表したACミランの元イタリア代表GKクリスティアン・アッビアーティが、今季7位と凋落した名門に腐った反乱分子が数人いたと暴露している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 黄金時代のミランで正守護神、第2GKとしても堅実なプレーを披露したアッビアーティは、リーグ優勝3度、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝1度に貢献。今季限りで21年間に渡る現役生活に別れを告げたが、今季のロッソネロでは情けない思いを抱きながら過ごしていたという。

「指示されたことをやろうとしない選手が4、5人いた。フィールド上でのミスの話をしているのではない。もしも、それが1人なら弾けばいいだけの話だが、あまりにも(反乱分子が)多すぎるので、それができなかった」

 守護神はこう語った。シニシャ・ミハイロビッチ前監督が終盤に解任され、クリスティアン・ブロッキ監督がやってきた。だが、その時点でロッカールームには腐ったリンゴが徘徊していたという。実際、アッビアーティは試合中にエースFWカルロス・バッカを一喝したこともあった。途中交代に激怒し、FWジェレミー・メネズと握手もせずに本拠地サン・シーロから試合終了前に自宅に直帰したコロンビアのストライカーを、ベテランGKはたしなめていた。

 

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