オランダ監督、EUROベスト16敗退で辞任…上位進出ならず契約終了「健全ではない」

フランク・デ・ブール監督が辞任【写真:ロイター】
フランク・デ・ブール監督が辞任【写真:ロイター】

フランク・デ・ブール監督の辞任を発表、ロナルド・クーマン監督の後継者として昨夏就任

 オランダサッカー協会は現地時間29日、フランク・デ・ブール監督の辞任を発表した。同監督は声明を通じて「評価を考慮して、代表監督を続けないことにした」と述べている。

 デ・ブール監督は昨夏、バルセロナの指揮官へ就任したロナルド・クーマン監督の後継者として就任。上位進出が期待された今夏のEURO(欧州選手権)では、グループリーグを3戦全勝で突破した一方、決勝トーナメント1回戦でチェコ代表に0-2と敗れ、ベスト16敗退となった。

 契約は2022年まで締結されていたものの、オランダサッカー協会の発表によると、EUROでの準々決勝進出が条件に組み込まれていたため、即時契約終了となった。

 デ・ブール監督は声明を通じ「評価を考慮して、代表監督を続けないことにした。目的が達成されていないことは明らかです。ワールドカップ出場権獲得に向けて、オランダサッカーにとって重要な試合を控えたチームにとっても、健全な状況ではありません。もちろん、ファンや選手をはじめとするすべての人に感謝しています」と、辞任理由を述べた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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