日本代表「ポジション別最新序列」 国内&海外組25名査定…“評価上昇”の選手は?

鎌田はトップ下としての適性を証明、目立てなかった原口の評価はダウンか

【序列内の記号/上から下へ序列高い順】
◎=評価アップ
〇=評価据え置き
△=評価ダウン

■2列目
〇 南野拓実(サウサンプトン)
〇 鎌田大地(フランクフルト)
〇 伊東純也(ヘンク)
△ 原口元気(ウニオン・ベルリン)
◎ 古橋亨梧(ヴィッセル神戸)
〇 坂元達裕(セレッソ大阪)

 2列目では海外組が確かな地位を確立しており、鎌田はトップ下としての適性があることを改めて証明。球離れが良く、周囲との連係からチャンスを作り出せることを考えれば、今後も継続的に使われる可能性が高い。

配球センスが光る鎌田とはタイプが異なる南野は、現時点では左サイドハーフの一番手と考えられそうで、本田圭佑に並ぶW杯予選7試合連続ゴールをマークした決定力が武器になるのは間違いない。一方で気になったのは原口のパフォーマンス。左サイド、さらにはトップ下でも目立った働きはできず、評価を下げた印象は否めない。

 右サイドでは成長著しい伊東の存在感が際立ち、セルビア戦では殊勲の決勝ゴールを挙げただけでなく、スピードを活かした突破からチャンスメークを果たすなど、ある程度レベルが上がった相手でも脅威を与えられることを示した。

 国内組の台頭も見逃せない。2列目から前線のあらゆるポジションに対応可能な古橋は、代表での存在感が増しており、U-24代表組が加わったメンバーの中でのパフォーマンスにも注目したい。キルギス戦で初先発を飾り、1アシストをマークした坂元も、今後のメンバー入りの可能性は十分ありそうだ。

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