U-24日本代表、ガーナ戦出場全17選手「パフォーマンス査定」 “OA組”級の働きを見せたのは?

1ゴール1アシストで目に見える結果を出したFW上田綺世【写真:Getty Images】
1ゴール1アシストで目に見える結果を出したFW上田綺世【写真:Getty Images】

1トップの上田は堂安&久保に合わせた動きを見せつつ、自らもゴールを奪取

<MF>
■食野亮太郎(リオ・アヴェ)=★★★☆☆(←後半22分IN)

 三笘のゴールを演出するなど、限られた出場時間のなかで一つ結果を残した。それでも、堂安、久保、相馬、三笘と2列目のライバルたちがこぞってゴールを決めただけに、本人としても物足りなさが残ったはずだ。

■旗手怜央(川崎フロンターレ)=★★★☆☆(←後半33分IN)

 A代表戦で起用された左サイドバックではなく、久保に代わってトップ下でプレー。三笘や食野がサイドから入ってくることもあり、中央でボールを受けての展開は多くはなかったが、最終ラインのほかにも複数のポジションをこなせるユーティリティー性はメンバー登録18人の五輪に向けてはアピールポイントになるだろう。

<FW>
■上田綺世(鹿島アントラーズ)=★★★☆☆(→後半22分OUT)

 堂安と久保の動きに合わせ、サイドに流れたり、裏を取ったりと機転の利いたプレーを披露。後半11分には、その直前のプレーでクロスを仕留めきれなかったリベンジを果たすかのように、中山のパスをきっちりヘディングで合わせてネットを揺らした。A代表戦ではFW田川亨介(FC東京)、FW林大地(サガン鳥栖)ともにノーゴールだっただけに、決定力の高さを誇示する結果となった。

■前田大然(横浜F・マリノス)=★★☆☆☆(←後半22分IN)

 韋駄天を生かすべく、相手の最終ラインと駆け引きしながら裏を狙う動きを見せていたが、息の合ったパスが出てくる場面は少なく、不完全燃焼に終わった。チェイシングで精力的に駆け回っていたが、前田に求められるのはやはりゴールに絡むプレーだろう。

(出場なし)
林 大地(サガン鳥栖)

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