3大会連続でW杯逃し「お前は許されない」 イタリアメディアが痛烈批判…矛先は連盟会長

イタリアはボスニア・ヘルツェゴビナに敗戦
イタリア代表は現地時間3月31日に北中米共催ワールドカップ(W杯)の欧州予選プレーオフの決勝で、ボスニア・ヘルツェゴビナに1-1からのPK戦で敗れた。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では「あの忌まわしきPK戦」と選手たちの戦いぶりには同情的だが、「だがグラビナ、お前は許されない」と、イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラビナ会長を痛烈に批判している。
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W杯4回優勝を誇る強豪として知られるイタリアだが、直近の2大会はまさかの欧州予選敗退の憂き目に遭った。今回の予選もノルウェーに首位通過の座を奪われ、2位通過からプレーオフに回った。準決勝では北アイルランドに勝利し、この日が勝負の一戦だった。
前半15分に相手GKのミスを突いてFWモイーズ・キーンが先制点を奪い、道が開かれたかに思われた。しかし、前半41分にDFアレッサンドロ・バストーニが決定的な得点機会の阻止で退場処分となり一気に暗雲が立ち込める。防戦が続く中で後半34分に追いつかれると、カウンターでの得点機も逸して延長戦までを終えPK戦に。そこではFWピオ・エスポージトとMFブライアン・クリスタンテが枠外に失敗し、3大会連続でW杯への出場を逃した。
「カルチョメルカート・コム」は「バストーニは今回の出来事に対する責任を長きにわたって背負わざるを得ないだろう。彼の退場は敗退の大きな要因となった」とし、「ピオとクリスタンテも重荷を背負い続けることになるだろうが、PKを外すこともある。それはどんなに偉大な選手にも起こりうることであり、許されるべきことだ」と、PKを失敗した2人には同情的な論調を展開した。
その一方で同記事で痛烈に批判されたのが、イタリアサッカー連盟のグラビな会長。同メディアは「グラビナ、お前は許されない」と批判の矛先を向けた。試合後にジェンナーロ・ガットゥーゾ監督や選手の戦いぶりを称賛して「英雄的だった」と発言した最高責任者に対して「あちこちで褒め言葉を並べ立てるのはグロテスクで、滑稽ですらある。存在しない笑える要素さえあれば、ギャグ漫画だ」と一刀両断で斬り捨てた。
3大会連続のW杯出場を逃した代表チームについて「今こそ現状を認めなければならない。わが国の代表チームは、48チームが出場するW杯予選を突破する能力がない。4回優勝した我々が、もはや予選を突破できない。それが真実だが、同じフレーズを繰り返す気力は、なかなか湧いてこない」と同メディア。「すべてを変えなければならない。再建が必要だ。誰かが身を引いて、新しいアイデアを持った誰かが前に出なければならない」と、改革を求めた。
グラビナ会長は去就について「辞任はしないのか?」と問われると「その評価を行う評議会があり、来週に招集することを決めている。いつでも誰かの辞任を求めるという行為は理解できるが、評価を行う機関が存在するのだ」と、火に油を注ぎそうな答弁を行った。国内リーグの地盤沈下も叫ばれる中、イタリアサッカーは解体的な立て直しを図ることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)












