マンU、サポーターとの公開討論会は火に油? “勝利より金”の嫌悪感を払拭できるか

16年間も対話を無視してきたグレイザー一家が話し合うことは得策なのか

 しかし、どうもグレイザー一家の場合は、4620億円という価値があるうえに、毎年30億円ものキャッシュを運んでくれる超優良資産に対する愛情、つまり“勝利より金に対する愛”が優ってしまうように見えてしまうのが問題だ。

 とすると、これまで16年間も対話を無視してきたグレイザー一家が、サポーターとここで話し合うことが得策なのか。なだめるつもりが逆に火に油を注ぐような結果となり、大荒れの公開討論会になる予感がしてならないのである。

(森 昌利 / Masatoshi Mori)


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森 昌利

1962年生まれ、福岡県出身。84年からフリーランスのライターとして活動し93年に渡英。当地で英国人女性と結婚後、定住した。ロンドン市内の出版社勤務を経て、98年から再びフリーランスに。01年、FW西澤明訓のボルトン加入をきっかけに報知新聞の英国通信員となり、プレミアリーグの取材を本格的に開始。英国人の視点を意識しながら、“サッカーの母国”イングランドの現状や魅力を日本に伝えている。

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