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ついにミラン会長が中国企業に身売り決断か 株式過半数を手放しオーナー交代も
915億円でアリババ社へ譲渡と伊紙報じる
日本代表FW本田圭佑の所属するACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が中国アリババ社の馬 雲(ジャック・マー)会長への身売りを決断したと、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
記事では30年間に渡ってミランのトップに君臨してきた総帥が、支配権を中国に明け渡す決意を固めたとレポートされている。
「ベルルスコーニ会長は過半数の株を手放す決意をしたようだ」とし、イタリア元首相は親会社フィニンベストの株式70パーセントを7億5000万ユーロ(915億円)で売却する可能性が高まっているという。
フィニンベスト社が株式の30パーセントを所有する一方、ベルルスコーニ会長は名誉会長に退き、娘のバルバラ・ベルルスコーニCEOは相談役にポジションを移すことになるという。現場介入をモットーとしてきた名物オーナーは偏愛する4-3-1-2システムを貫くためにシニシャ・ミハイロビッチ前監督を独断専行で解任。子飼いのクリスティアン・ブロッキ新監督を就任させ、チーム状況がさらに悪化したことから、サポーターとメディアからの批判が強まっていた。
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