「アルゼンチン超えの能力」と絶賛したのは? U-24日本代表、出場17人を金田喜稔が採点

今後のアピールに期待がかかるMF三笘薫【写真:AP】
今後のアピールに期待がかかるMF三笘薫【写真:AP】

複数ポジションをこなせる旗手は「五輪本大会に向けて貴重な存在」

<途中出場>
■田川亨介(FC東京/FW/←後半16分IN/→後半45+1分OUT)=★★★

 後半途中から出場し、精力的なチェイシングを見せるなどリードした場面での役割をこなした。フィジカル、スピード、運動量とも高いレベルにあることを今回の2試合で証明。もっともストライカーはゴールを奪ってこそ評価されるポジション。負傷交代するまでの約30分のプレーでシュート0本に終わっており、今後は得点力の部分で自分の色を出してほしい。

■三好康児(アントワープ/MF/←後半30分IN)=評価なし

 空中でのボールコントロールを難なくこなすなど、技術レベルの高さを改めて感じさせた。10番を背負った責任感、周囲の期待値も高いと感じるが、同じ左利きのアタッカーである久保や今回不参加となった堂安(ビーレフェルト)を上回るインパクトを、今回の2試合で残すことはできなかった印象だ。

■旗手怜央(川崎フロンターレ/MF/←後半38分IN)=評価なし

 前回対戦では左サイドバック、今回は2列目で途中出場。もともとFWの選手であり、複数ポジションを高いレベルでこなせることは五輪本大会に向けても貴重な存在と言える。

■三笘 薫(川崎フロンターレ/MF/←後半43分IN)=評価なし

 Jリーグで結果を残すアタッカーに、第2戦でもう少し長い時間チャンスを与えてほしかった。約5分の出場のなかで、本人はしっかりと守備をこなしチームへ貢献する姿勢を見せている。今回の2試合では思うような結果を残せなかっただけに、今後Jリーグで好パフォーマンスを出し続けるしかない。

■中野伸哉(サガン鳥栖U-18/DF/←後半44分IN)=評価なし

 17歳で飛び級招集され、U-24日本代表にデビュー。出場時間は短かったが、本人にとって未来につながる一歩となっただろう。

■渡辺皓太(横浜F・マリノス/MF/←後半45+1分IN)=評価なし

 田川の負傷により後半アディショナルタイムに緊急投入。プレーへの関与はほぼなく、試合を終えた。

[PROFILE]
金田喜稔(かねだ・のぶとし)

1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。
[ftp_del]

[/ftp_del]

(金田喜稔 / Nobutoshi Kaneda)



金田喜稔

かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング