読者の85％が「ミハイロビッチを戻せ！」

　同紙が実施しているWEB上のアンケートでは、結果は常に変動していくものの、約85％の読者が「ミハイロビッチを呼び戻すべきである」と回答している。

　1日のフロジノーネ戦に引き分けたことで、サッスオーロに6位の座を奪われた。残りの対戦カードも、ミランは13位ボローニャと3位ローマ、サッスオーロは19位フロジノーネと4位インテルと大きな差がない。しかも最終節の時点で、来季のUEFAチャンピオンズリーグの本戦から出場できる2位浮上の可能性を残すローマと、UEFAヨーロッパリーグ（EL）の出場権を確保して得るもののないインテルではモチベーションに大きく差が出ると、苦しい終盤戦も予想して指摘している。

　現場介入をライフワークとするベルルスコーニ会長の独断専行に端を発したミランの大混乱は、終息する気配を見せない。リーグ戦の順位に関係なく、イタリア杯決勝での王者ユベントス戦に勝利すれば来季のEL出場は叶うミランだが、その前途に明るい兆しは見えていない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images