フランクフルト長谷部が3年ぶり弾 降格危機のチームを蘇らせる一発に「残留できる」と自信みなぎる

次節は好調香川のドルトムントとの対決

 この日の勝利でフランクフルトは入れ替え戦圏内となる16位に順位を上げた。残留圏内となる15位シュツットガルトとも勝ち点なしの得失点差「1」と、逆転残留が見えてきた。次節の相手はホームに2位ドルトムントを迎える。この日ドルトムントは日本代表MF香川真司の1ゴール1アシストの活躍もあり、5-1の大勝を飾るなど好調だ。

 しかし、長谷部は「もちろん、難しい相手です。でも、自分たちにはとても素晴らしいファンたちがついています。だから、勝ち点を獲得できると思っています」強敵との激突もポジティブにとらえている模様だ。

「とても厳しい時期ではあります。でも、今の自分たちはとてもよい状態ですし、乗り越えられると思います。重要なゴールを決めることができて、とてもうれしかったです。でも、それよりもチームが勝ったことの方が重要です」

 日本代表のキャプテンを務める長谷部は、真摯な姿勢と強いハートでフランクフルトをけん引している。香川との直接対決となるだろう次戦も、ファイトあふれるプレーを見せるはずだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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