迫るドルトムント主将の裏切りの移籍! フンメルスの後継者候補3人が急浮上

クラブ内にも候補が…

 3人目は、ドルトムント内からフンメルスの後継者候補の名前が挙がった。22歳のドイツ代表DFマティアス・ギンターだ。14年のブラジル・ワールドカップ優勝メンバーの一人で、今季は3得点7アシストと特に攻撃面で印象的な活躍を見せている。序盤戦は右サイドバックで起用され、効果的なオーバラップを幾度となく披露。中盤戦以降はセンターハーフ、そしてセンターバックの起用が増えた。守備のマルチロールとして奮闘しているが、将来的には継続してセンターバックで起用されると予想されている。

 ドルトムントのセンターバックの陣容は、今季フンメルスの相棒として活躍しているギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスのほか、ボランチが本職のドイツ代表DFスベン・ベンダー、かつてリーグ2連覇に貢献したセルビア代表DFネヴェン・スボティッチが並ぶ。しかし、スボティッチには恩師ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールなどへの移籍話が持ち上がっている。フンメルスの移籍も含めて黄金期を知る二枚看板がそろって移籍となれば、一気に手薄となるだけに、新戦力の補強は急務と言えるだろう。

 ドルトムントは偉大なキャプテンの後継者を見つけることはできるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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