福岡「31選手の最新市場価格ランク」 新加入のカメルーン人FWが断トツの3億円超え

J2最少失点の守備陣にも補強を慣行

 中盤の最高額となるのは、9525万円のMF前寛之だ。加入1年目の昨シーズン、中盤の底でボール奪取力を発揮し、リーグ最少失点に貢献した。前をはじめ、左サイドハーフを務めたFW石津大介(4445万円)、MF田邊草民(4445万円)、重廣卓也(5080万円)ら、昨季の主力が残留している。

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 右サイドのMF増山朝陽(→ヴィッセル神戸)、福満隆貴(セレッソ大阪→ジェフユナイテッド千葉)がそれぞれ期限付き移籍満了となった右サイドには、新加入のMF金森健志(3810万円)が起用されている。新加入の外国籍選手で来日できていないベルギー人MFジョルディ・クルークス(5715万円)も右サイドを主戦場としており、早期来日が待たれる。

 昨季J2リーグ最少の29失点を誇った最終ラインでは、サンフレッチェ広島から期限付き移籍していたDFエミル・サロモンソン(1億1430万円)が完全移籍で加入した。また、鹿島アントラーズからはDF奈良竜樹が期限付き移籍で加入。奈良の評価額は、7620万円でサロモンソンに次ぎ、DFドウグラス・グローリと並んでDFとしてはチームで2番目の評価を受けている。

 GKの最高額は2540万円のGK村上昌謙となっており、GK杉山力裕が1270万円、新加入のGK永石拓海が952.5万円、GK山ノ井拓己が317.5万円となっている。昨シーズン限りで退団となったスペイン人GKセランテスに代わり、開幕戦と第2節では村上が先発しているが、このままチームの正GKとなれるだろうか。

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