“2得点2アシスト”の遠藤航、独メディアが最高評価で絶賛 「決定的な役割を果たした」
シャルケ戦でブンデス初ゴールを含む大活躍、5-1勝利に大きく貢献
シュツットガルトの日本代表MF遠藤航が、現地時間27日の第23節シャルケ戦でブンデスリーガ初ゴールを含む2得点2アシストの大活躍で5-1勝利の立役者となった。現地メディアからもチーム最高タイの評価を受け、「決定的な役割を果たした」と絶賛されている。
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今季デュエル勝利数でリーグ1位となるなど守備的MFとしてチーム内で不動のレギュラーに定着している遠藤だが、この日は攻撃面で存在感を放つ。前半10分、右からのCKを右足のボレーで叩き込み、ブンデスリーガ初ゴールをマークした。
さらに同26分にも、再びCKから追加点をマーク。左からのCKでMFゴンサロ・カストロのキックがファーサイドまで流れると、フリーになった遠藤が左足で確実に押し込んだ。
遠藤の活躍は得点だけでは終わらなかった。3-1で迎えた後半43分には中盤から縦パスを送り、これを受けたMFフィリップ・クレメントが反転からの左足シュートを決めてリードを広げた。さらに後半アディショナルタイム2分にも、遠藤のパスを受けたMFダニエル・ディダヴィが強烈なミドルシュートを叩き込み、シュツットガルトが5-1で大勝した。遠藤は2得点2アシストと出色のパフォーマンスを見せている。
ドイツ地元メディア「シュツットガルター・ナハリヒテン」紙の選手採点で、遠藤はGKグレゴール・コベルと並ぶ1.5点(1が最高、6が最低)で最高タイ評価となった。寸評では「ブンデスリーガで最初の2ゴールを決めた。この日本人選手は決定的な役割を果たした」と称賛されている。攻撃だけでなく、守備的MFとしてもいつもどおりの安定した活躍をしたと評価されている。
現地では「ミスター信頼」の愛称がつけられた遠藤。今季開幕から全試合フル出場を続ける男がシュツットガルトを牽引している。