仙台「27選手の最新市場価格ランク」 “1億円超え”は2人のみ、チーム総額13億円以下

新加入選手の秋山と長倉が昨季人材難だった左サイドバックの候補に

 左右のウイングには、新戦力が加わった。左には長崎からFW氣田亮真(4445万円)に加え、加入が内定しているガーナ人FWエマヌエル・オッティ(5080万円)も控える。また、右サイドにはJでの経験も豊富なFWマルティノス(6350万円)が浦和から加わった。

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 昨季の補強の目玉とされたスペイン人MFイサック・クエンカは序盤の負傷で、シーズンのほとんどを棒に振った。市場価格は1億2000万円から8890万円と大きく下落したが、真価を発揮して再び自身の価値を高めたい。

 サイドバック不足に陥った昨季の反省を踏まえ、今シーズンは名古屋からMF秋山陽介(1905万円)、岐阜からDF長倉颯(635万円)を獲得した。彼らの飛躍は、仙台のJ1残留のために不可欠だろう。DFシマオ・マテ、DF平岡康裕が固めるセンターバックにも、特別指定選手だった昨年のうちにJデビューを済ませ、計6試合に出場したDFアピアタウィア久が加入。チーム内での競争争いの激化が予想される。

 退団も報じられていた主力の大半を残留させられたが、残留争いに巻き込まれる可能性は濃厚だ。下位4クラブに入らないためには、手倉森監督が新戦力と既存戦力を融合させることはもちろん、それぞれの選手たちが市場価格を上げられるような活躍を見せなければ難しそうだ。

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