冨安は「高い質を見せた」 右SBでフル出場、首位ミラン戦の奮闘に伊メディア好感
開幕から20試合連続でスタメン出場、右SBで90分出場もチームは1-2敗戦
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、現地時間30日に首位を走る名門ACミランとの対戦にフル出場。チームは1-2で敗れ、冨安は「サイドで高い質を見せた」と評された。
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ボローニャは立ち上がりから自陣に侵入される回数が多くなった。その中で前半26分にPKを献上すると、ミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチのシュートはGKがセーブしたものの、こぼれ球をクロアチア代表FWアンテ・レビッチに押し込まれて先制を許した。
さらに後半10分にもPKを与えると、これをコートジボワール代表MFフランク・ケシエに決められてビハインドは2点に。同36分に古巣対決の元イタリア代表MFアンドレア・ポーリが1点を返したものの、1-2での敗戦となった。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は右サイドバックでフル出場した冨安に「6点」を与え「彼のサイドで高い質を見せた。相手を押し込む場面もあった」と評価した。
一方で、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は「5.5点」と合格点をわずかに下回る採点として「規律を持ちフィジカル的な資質にも優れた日本人が先発することは、ミランの左サイドにいくつか問題を与えた。その後、やや波にのまれた」とした。
シーズン開幕前には冨安の獲得に乗り出したという報道もある名門ミランとの対戦になったなか、首位固めを狙う相手をストップするには至らず。チームは20試合を終えての13位(勝ち点20)と、1つの壁を超えるキッカケが欲しいところだ。
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