長友佑都、悲運の“バックヒールOG”に伊メディア反応 「奇妙なエピソードの主人公」
前半20分、クロスが不運な形で右足ヒールに当たって先制点を献上
フランス1部マルセイユの日本代表DF長友佑都は、現地時間19日に行われたリーグ・アン第16節スタッド・ランス戦(1-1)で痛恨のオウンゴールを犯してしまった。海外メディアも「奇妙なエピソードの主人公になった」と報じるなど、反響は拡大している。
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マルセイユは長友が左サイドバック、DF酒井宏樹が右サイドバックと日本代表コンビが揃って先発出場。ホームで先手を取ろうとするなかで、前半20分に不運のシーンが訪れる。
スタッド・ランスのコソボ代表MFアルベル・ゼネリが、ペナルティーエリア内で酒井を振り切って中央へクロスを上げる。猛スピードで帰陣した長友だったが、背後からの飛び込みを気にして下がりながら動き出したところ、ボールが右足かかとにヒット。ヒールシュートのような形でゴール右隅に吸い込まれ、痛恨の失点に長友も天を仰いで悔しさをにじませた。
イタリアスポーツ専門メディア「Fanpage.it」は、「ユウト・ナガトモは直近のリーグ・アン公式戦で奇妙なエピソードの主人公になった。チームのプランを複雑にするオウンゴールを生んでしまった」とレポートしている。
「ユウト・ナガトモはキャリアで多くのゴールを決めてはいない。スタッド・ランス戦でのゴールは素晴らしい技術だったが、ライジングサン(日出ずる国)の不運なプレーヤーは自分のチームのゴールにシュートを流し込んでしまった」
マルセイユは前半45分に追いつき、試合はドローで終えたが、長友にとっては苦い思いの残るゲームとなってしまった。
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