久保所属のビジャレアル、インテルへ接触 元ベルギー代表MFナインゴランを補強か
イボーラの負傷を受けてナインゴランの獲得に向けて打診とスペインメディア報道
日本代表MF久保建英の所属するビジャレアルは、現地時間13日のリーガ・エスパニョーラ第13節ベティス戦(1-1)でスペイン人MFビセンテ・イボーラが負傷。左膝前十字靭帯断裂と診断され、復帰までには最低6カ月は要し、今季絶望の可能性も指摘されている。この緊急事態に、スペインメディア「Todofichajes」は、ビジャレアルがイタリアのインテルに対し、中盤の選手の補強を打診したと伝えている。
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2019年1月にイングランドのレスターからビジャレアルに加入したイボーラは、「10番」を背負い、チームの中心として活躍を続けていた。今季、ウナイ・エメリ監督が就任してからも定位置を守り続け、リーグ戦で全13試合に出場している。
そんな大黒柱を負傷で欠くことになったビジャレアルは、すぐに穴埋めに動いているようだ。「Todofichajes」は、「ビジャレアルはインテルのドアを叩き、元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの状況を問い合わせた」と伝えている。
昨季カリアリへレンタル移籍されたナインゴランは今季インテルに復帰したものの、ここまでの公式戦出場は途中出場4試合、総プレー時間も42分にとどまっている。記事では「アントニオ・コンテ監督のプランに含まれておらず、先発出場できる機会を待っている。カリアリが最高の行き先と考えられていたが、ビジャレアルの関心によって変化が起きるかもしれない」と、ビジャレアル行きの可能性を報じた。
イボーラの穴埋めとして、アルゼンチン人MFサンティ・カセレスを復帰させる場合、外国人枠にも影響し、久保が放出する可能性も報じられていた。ベルギーのパスポートを持つナインゴランが加入することになれば、久保は残留できる見込み。負傷者の続出しているビジャレアルだが、この難局をどのように乗り越えていくだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)