鎌田に打開許した2選手をドルトムント専門メディア酷評 「このゴールは実現しなかったはず」
フランクフルトはドルトムントと1-1のドロー 鎌田は絶妙な抜け出しから先制点を奪取
フランクフルトは現地時間5日、ブンデスリーガ第10節でドルトムントと対戦し、1-1で引き分けた。日本代表MF鎌田大地が巧みな抜け出しから先制点を奪ったが、ドルトムント専門メディアは鎌田に打開を許した2選手に対し、辛辣な言葉を送っている。
4試合連続で引き分けが続いていたフランクフルトは、ホームにドルトムントを迎え撃った。そして前半9分、国内屈指の強豪を相手に鎌田が魅せる。オーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガーが左サイドのハーフウェーライン付近からロングフィードを送ると、絶妙なタイミングで抜け出した鎌田が相手MFエムレ・ジャンの裏を取り、GKとの1対1を冷静に決めた。
後半11分に同点弾を決められ、最終的には1-1で引き分けたものの、ドルトムント専門メディア「BVB」は鎌田にゴールを許した2選手に辛辣な言葉を送っている。GKロマン・ビュルキに対しては「守備が崩壊し、鎌田がフリーだったため、失点はビュルキのせいだけではない」と前置きしつつも、「ジャンが突破され、18ヤードのボックス内の端でボールを受けた鎌田に対し、ビュルキは前に出る決断を下した。ビュルキがゴール前にとどまっていれば、鎌田は高品質なシュートを入れるのにも苦労しただろう」と指摘している。
また、この日3バックの一角に入っていたジャンについては「フンメルスとザガドゥが両者一斉にラインを上げ、鎌田をオフサイドに追いやろうとしたが、残念ながらジャンが注意を払っていなかった。他の守備陣に合わせていれば、このゴールは実現しなかったはずだ」と説明。鎌田に打開を許した2選手に対し、いずれも厳しい言葉を投げていた。
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