「まさにゴールへのパス」 磐田MF遠藤保仁、好連係の崩しから左足での“鮮やか弾”にファン反響

華麗なシュートを沈めたジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁【写真:小林 靖】
華麗なシュートを沈めたジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁【写真:小林 靖】

磐田MF遠藤が千葉戦で今季2点目を挙げる

 J2ジュビロ磐田のMF遠藤保仁が29日、リーグ内37節ジェフユナイテッド千葉戦で今季2ゴール目を決めた。1点リードする前半40分に細かいパスワークから最後に決めて2-1の勝利に貢献。今季途中に磐田へ加入した40歳は、新天地でも好調を維持している。

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 遠藤の今季2点目が吸い込まれた。1点リードする前半40分、右サイドから細かいパスワークでつなぎ、DF小川大貴がペナルティーエリア内に進入。斜め後ろにパスを出すと、MF山本康裕がスルーし、ポジションを取っていた遠藤の元へパスが渡った。遠藤が落ち着いて左足でシュートを放つと、緩やかなカーブがかかったままゴール左に決まった。

 遠藤は今季ガンバ大阪で在籍20年目を迎え、J1リーグ最多出場記録も更新したが、リーグ戦出場が11試合、先発出場は3試合にとどまっていた。出場機会を求めるなかで、1年でのJ1復帰を目指す磐田への期限付き移籍を決断。10月6日からチーム練習に合流すると、新天地デビュー戦となった第25節の松本山雅FC戦(0-0)から今節の千葉戦まで13試合連続でスタメンを飾った。

 さらに、第29節ザスパクサツ群馬戦(3-1)では、前半29分に待望の移籍後初ゴールを決めた。ペナルティーアーク内の絶好の位置でFKを獲得すると、遠藤が正確な右足キックで狙い、ボールは壁を越えてゴール右へと突き刺さった。このゴールで、自らが持つ1998年のプロ入りから続くリーグ戦23年連続ゴールという歴代最長記録を更新した。

 千葉戦でも素晴らしいゴールを見せた遠藤。遠藤のゴールを速報で伝えたクラブの公式ツイッターには、ファンからは「まさにゴールへのパス」「めっちゃ気持ち良い崩し」「上手すぎる」「たまらんー!!!」と称える声が並んだ。

 これでチームは2連勝。磐田にとって好調を維持する大黒柱の存在は大きいようだ。

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