伝統の決戦のダークサイド 「エル・クラシコ」で鳴り響くレッドカード警報
セルヒオ・ラモスが最多退場3度のヒートアップ
レアルがバルサの退場数を6回も上回っている。特に最終ラインを統率するセルヒオ・ラモスが3度もレッドカードの憂き目にあっている。背番号4のスペイン代表DFはクラシコ以外にも、05年にレアルに加入して以降、計20回も退場処分を受けている。レアルは豪華な前線に比べると守備組織は心もとない。クリスティアーノ・ロナウドら前線の守備的貢献も少ないために、今回もセルヒオ・ラモスらレアル守備陣が「MSNトリオ」を削らざるを得ない場面が出るかもしれない。
ちなみに昨年11月21日に行われた前回対戦では後半39分、イスコに一発レッドが提示されたほか、両チームに計5枚のイエローカードが提示された。果たして今回のカンプ・ノウでも、ヒートアップした展開の中で感情を抑えきれない選手が出てきてしまうのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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