3回戦で敗退の東福岡監督「確認作業はして欲しかった」 疑惑の判定も…矛先向けず「これもサッカー」

東福岡が2点差を追いつかれPK戦で惜敗【写真:産経新聞社】
東福岡が2点差を追いつかれPK戦で惜敗【写真:産経新聞社】

東福岡は興国に後半アディショナルタイムに追いつかれた

 第104回全国高校サッカー選手権の3回戦が1月2日に各地で行われ、駒沢陸上競技場では前回ベスト4の東福岡(福岡)と興国(大阪)が対戦した。後半7分で2点をリードした東福岡だったが、残り10分から2点を取られて追いつかれ、PK戦の結果4-5で敗れた。後半アディショナルタイム(AT)の失点は疑惑の判定だったが、平岡道浩監督は「これもサッカー」と語り、敗戦を受け止めた。

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 東福岡の1点リードで迎えた後半AT、猛攻を仕掛けてきた興國に右サイドを破られる。FW笹銀志(1年)のクロスをFW徳原天仁(1年)が頭で中に折り返すと、笹に右足ボレーで得点を許した。だが笹は徳原からパスが出たタイミングではゴールラインの外におり、そこからピッチに戻ったため、オフサイドのポジションにいた。しかし、オフサイドは認められずにゴールの判定となった。

 ゴール直後、駒沢の電光掲示板にリプレーが流れて、東福岡はベンチを含めて抗議。しかし、判定は変わらずに勝敗はPK戦で決することとなった。現在のJ1リーグのようにVARが導入されていれば、結果は違ったものになっていた可能性は高い。それでも、先制点を挙げたキャプテンのFW齊藤琉稀空は「最後の1点は自分のクリアミスの部分で本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」と、自分のプレーに悔しさをぶつけた。

 平岡監督は「(リプレイを)見ていないので」と前置きした上で、「ちょっと電光掲示板では(笹が)クロスを上げてからゴールラインを割っていた(出ていた)し、GKも前に出ていたので(オフサイドの)パーセンテージは十分に大きいかなと思っています。確認作業はしてもらいたかったかなと思います」と本音をこぼし、やりきれない想いを持っている選手がいることも認めた。そのあとにすぐ「それでも実際は、(リプレーを)見ていないのでなんとも言えないので。これもサッカーなので、仕方ないです」と続けた。

 2点のリードを奪いながらも、終盤に布陣を変更してゴールに迫ってきた興國に対応できなかったことについて「僕が遅かったんです。それでCKになって失点したので、そこまで対応できなかった。一つの大きな敗因だと思っています」と悔しさを押し殺した。最後まで判定に矛先は向けず、敗戦を受け止めていた。

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