「奇跡だった」 “川崎の太陽”ジュニーニョ、日本に捧げた11年への「愛」と「感謝」

現在は母国で生活。家族との時間を大切に過ごしている【写真:本人提供】
現在は母国で生活。家族との時間を大切に過ごしている【写真:本人提供】

「Jリーグでプレーするブラジル人や外国人選手を歓迎し、支えてほしい」

 愛するサッカーで得たことを、再びサッカーに注ぐ――。その仕事が順調ななか、家族との時間も非常に大事にしている。彼が日本にいた頃には幼かった2人の息子、ルーカスとチアーゴに加え、今は5歳の息子ダニエウと、4歳の娘マリア・ジュリアもいる。

「子供は4人になったから、これで締めくくるよ」と笑う彼は、弾んだ声で続ける。

「今、ダニエウはサッカースクールで練習しているんだけど、いつも家族や友だちに言っているんだよ。僕より上手くなるって。5歳にして、もう練習しようと誘わなくてもいい。逆に、彼からボールを取りあげたら、泣いてしまうほどだ。今朝も、彼の練習は午後だから、『午前中は休んでおけ』って言ったら、『いやだ! ボールちょうだい』って朝っぱらから泣いてね(笑)」

 最後に、ジュニーニョは愛する日本へのメッセージを語ってくれた。

「フロンターレのサポーターには、もう言葉も見つからないほどだよ。僕の人生におけるあの9年間は、本当に素晴らしいものだった。僕がブラジルや家族から遠く離れて寂しかった時も、僕を励まし、盛り上げてくれた。その後、2年間鹿島にもいたし、とにかく僕はすべてのサポーターに、そして僕を歓迎し、支えてくれたすべての人たちにとても感謝をしているんだ。これからもそうであることを願っている。Jリーグでプレーするブラジル人や外国人選手を歓迎し、支えてほしい。

 そして、みんなが幸せであってほしい。今はこのパンデミックで、ここブラジルも、日本も、世界中が厳しい時期を過ごしているけど、2021年が違ったものになるように。それが、心からの僕の願いだよ」

藤原清美

2001年にリオデジャネイロへ拠点を移し、スポーツやドキュメンタリー、紀行などの分野で取材活動。特に、サッカーではブラジル代表チームや選手の取材で世界中を飛び回り、日本とブラジル両国のテレビ・執筆などで活躍している。ワールドカップ6大会取材。著書に『セレソン 人生の勝者たち 「最強集団」から学ぶ15の言葉』(ソル・メディア)『感動!ブラジルサッカー』(講談社現代新書)。YouTube『Planeta Kiyomi』も運営中。

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