バルサU-12の10番が決めた35メートルFK弾が話題に レアルとの「ミニ・クラシコ」で美技連発

カンテラが生み出した未来のスター候補生の衝撃弾を、米メディアも絶賛

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらを輩出したバルセロナのカンテラが、またしても未来のスター候補生を生み出した。12歳以下のチームに所属する選手が「ミニ・クラシコ」でスーパーFK弾を叩き込んだと、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 話題となっている選手の名前はトニ・カラヴァッカくん。エースナンバーである10番を背負うカラヴァッカくんは、名門バルセロナの下部組織で将来を嘱望されている。そんなカラヴァッカくんが一躍注目を集めることになったのは、先週末に行われた「地中海インターナショナルカップ」という大会でのことだった。

 レアル・マドリードU-12と行われた「ミニ・クラシコ」の後半19分に、驚愕のスーパーゴールは生まれた。バルセロナは相手のファウルによって直接FKを得たが、ゴールから約35メートルの位置で、ボールをつなぐのかと思われた。しかしカラヴァッカくんは数歩助走を取り、右足を振り抜く。するとボールは鮮やかな弧を描き、ゴールマウスが近づくと急激に落ちて、左ゴールポストをかすめてサイドネットに吸い込まれた。この一撃にレアルのGKも手を伸ばすことなく、ただ唖然と見送るばかりだった。

 

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