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前園真聖氏が伝えたい、日の丸を背負う選手に必要な「3つのキーワード」
外国人選手と対峙して得られる経験
3月24日、バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表はアフガニスタンと対戦し、5-0と快勝した。2018年ロシアワールドカップ出場を懸けたアジア予選ということで、ゲーム序盤はなかなかゴールが生まれず重苦しい時間帯もあったが、そんななかで日本の勝利に大きく貢献したのは1得点2アシストと大活躍した清武弘嗣(ハノーバー)や、原口元気(ヘルタ・ベルリン)といったヨーロッパでプレーする選手たちだった。
この試合を観戦した元日本代表でサッカー評論家の前園真聖氏は、自身の経験を振り返った上で、日本を代表して国際試合で戦う選手になるためには、3つの意識が必要だと語る。
まずは「国際経験」。能力が高い選手でも、国際試合ではそのすべてを発揮しきれないことが多い。それは日本人同士とは勝手が違う、外国人選手との対戦の経験値が不足していることが大きいと前園氏は語る。
「僕が初めて海外に出たのは高校2年生の時、高校選抜での海外遠征でした。その時、初めて戦う外国人選手に対して体格や技術の差を知ることができた。この経験後、意識を高く持ってトレーニングに臨むことができたのがその後につながった。やはり国際経験、特に若い時期に経験しておくことが非常に大きい」