インテル長友、大一番の相手はローマだけじゃない!? 因縁の主審が笛を吹くことに

昨年11月のナポリ戦で退場処分を命じられたオルサート主審が担当

 インテルの日本代表DF長友佑都にとって、因縁の主審が大一番の笛を吹くことが分かった。今週末のセリエAにおける担当レフェリーがリーグから発表され、インテルの敵地ローマ戦はダニエレ・オルサート氏が割り当てられることになった。

 イタリア国内では評価の高いオルサート氏だが、長友にとっては今季苦い思いをさせられているレフェリーだ。11月30日のナポリ戦で主審を担当したオルサート氏は、スタメン出場の長友に対して前半35分と同44分に立て続けにイエローカードを提示。長友を退場処分としている。

 特に1枚目の警告はイタリア国内でも大きな物議を醸した。試合後のロベルト・マンチーニ監督は激怒のあまり「長友は中盤でのファウルで退場になった。ユウトに対する警告で、正しいのは2枚目だけだ。1枚目は(ホセ・)カジェホンのシミュレーションではないか。 誰があの1つ目のプレーを『イエローカードに値するファウルだ』などと言えるのだ。カジェホンはトラクターにでも轢かれたようにシミュレーションをしただけではないか!」とまくし立てた。

 怒りの収まらないマンチーニ監督は、「我々はサッカーをしているのであって、バスケットボールをしているわけではないんだぞ! 審判にとっては、美女とデートするよりも選手を外に放り出すことが重要なんだろう!」と、後に語録として残りそうな言葉で滅多切りにした。その対象がオルサート氏だった。

 

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