ドルトムント監督が13戦無敗とした香川ら選手を称賛 「信じられないほど優れた攻守を見せた」

難敵マインツを攻略したチームに、トゥヘル監督も賛辞を惜しまず

 ドルトムントは13日のブンデスリーガ第26節のマインツ戦で、日本代表MF香川真司のゴールなどで2-0と勝利した。試合後トーマス・トゥヘル監督は、公式戦の無敗記録を「13」に伸ばしたチームを、「信じられないほど優れた守備、攻撃を見せてくれた」と称賛。クラブの公式サイト英語版で報じている。

 この日のドルトムントは、前半30分にドイツ代表MFマルコ・ロイスが先制点を挙げたものの、試合途中に観戦に訪れた80歳のサポーターが心臓発作を起こし、緊急搬送される事態となった。8万人を収容する本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクは、試合途中から沈痛なムードに包まれたが、後半28分に香川が今季5点目となるゴールを決めて試合を決定づけた。

 試合後の会見に臨んだトゥヘル監督は、まず亡くなったサポーターについて触れた。

「私もチーム全体も、何が起きたのかは長い時間知らなかった。フットボールよりも人生の方が大事なこと、というのは我々全員が知っていることだ」

 こう語りつつ、2016年に入って公式戦13試合無敗となったチームに対しての賛辞を述べている。

 

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