「来季PSGにいることは考えてない」 イブラがリーグ4連覇を置き土産に決別宣言!

「エッフェル塔をオレの銅像にできれば…」

 そんなイブラヒモビッチは、ご機嫌な様子で試合終了後のインタビューに応じた。冒頭ではクラブへの感謝を話したが、その場でハッキリと“PSG決別宣言”を口にしてしまった。

「オレはいつもファンといい関係を作ってきたし、クラブのみんなもオレの世話をしてくれたよ。でも、今のところはオレは来シーズン、PSGにいることは考えてない。何が起こるか分からないけどね。まあ、もしエッフェル塔をオレの銅像に変更できるなら、残留してもいいぜ」

 悪童らしいジョークも忘れなかったが、イブラヒモビッチは今季限りで契約の切れるPSGとの契約延長を考えていないことを明言した。今年10月で35歳となるが、今季のリーグ戦で27ゴールと得点王争いで2位の同僚カバーニに13点差をつけるなど、その決定力に衰えは見られない。そのため、マンチェスター・ユナイテッドをはじめとしたプレミア勢が争奪戦を繰り広げると見られている。

 PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は「ズラタンはマジカルで偉大な選手だ。彼が望むことを聞きたい。是が非でも残留してほしいんだ」と懇願しているが、奔放なイブラヒモビッチは、4連覇を置き土産に花の都パリを去ることになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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