昨季CL決勝に導くもトゥヘル監督はアッレグリ監督と交代か

　パリ・サンジェルマン（PSG）は2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）でクラブ史上初の決勝進出を果たした。しかし、トーマス・トゥヘル監督は以前からスポーツ・ディレクターのレオナルド氏との関係が上手くいっていないと報じられており、20日のニース戦で勝利以外の結果となれば、監督交代が起こるか可能性があるという。スペインメディア「Todofichajes」は報じている。

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　PSGは今季開幕2連敗を喫し、第3節のメス戦（1-0）で、ようやく今季初勝利を挙げた。

　この出遅れに加え、昨季終盤のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの起用方法などが、チーム内でも疑問視をされているという。また、移籍市場でもトゥヘル監督が残留を望んだカメルーン代表FWエリック・マキシム・シュポ＝モティング、ブラジル代表DFチアゴ・シウバとの契約延長交渉が不調に終わり、退団を選択するなど、レオナルドSDとの関係も不穏になっている。

　こうした状況のなか、「Todofichajes」は「レオナルドSDがマッシミリアーノ・アッレグリ監督と接触し、ニース戦の結果が勝利以外に終わった場合は、トゥヘル監督は別れを告げることになる」と報じている。

　2019年5月にユベントスの監督を退任し、1年以上にわたってフリーとなっているアッレグリ監督。ブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペら、世界的なスターを擁し、悲願のCL制覇を目指すクラブを率いることになるのだろうか。

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