エバートン移籍のハメス、移籍金ゼロと古巣が暴露 「フリーの選手と同じ形での移籍」

レアル・マドリードからエバートンへ移籍をしたMFハメス・ロドリゲス【写真:AP】
レアル・マドリードからエバートンへ移籍をしたMFハメス・ロドリゲス【写真:AP】

3年間所属したバンフィエルドが連帯貢献金ゼロであることを明らかに

 エバートンは2020-21シーズンのプレミアリーグ開幕節でトッテナムに1-0で勝利し、新シーズンを良い形でスタートさせた。新戦力のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは先発出場して勝利に貢献したが、レアル・マドリードから移籍金ゼロで加入していたことが明らかになっている。

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 今夏の移籍市場でレアル・マドリードからエバートンに加入したハメスだが、報道では2000万ユーロ(約25億円)から2500万ユーロ(約31億円)の移籍金がレアルに支払われたと報じられていた。しかし実際のところ、ハメスは移籍金ゼロで移籍したようだ。

 この事実を明かしたのは、ハメスが17歳だった2008年から2010年までを過ごした、アルゼンチンのバンフィエルドだ。現在、サッカー選手が移籍し、移籍金が支払われた場合、その一部が連帯貢献金となり、選手を育成したクラブに支払われることになっている。16歳から23歳の所属チームは、移籍金の0.5%×所属年数となるため、仮にハメスが移籍した場合、バンフィエルドには移籍金の1.5%が入ってくることになる。

 つまり、ハメスが2000万ユーロから2500万ユーロの移籍金でエバートンに加入していれば、バンフィエルドには最大で30万ユーロ(約3700万円)から37万5000ユーロ(約4300万円)が支払われることとなっていた。しかし、今回のハメスの移籍が移籍金ゼロで行われたため、バンフィエルドに連帯貢献金が支払われなかったという。クラブは次のように公式声明を出している。

「ハメス・ロドリゲスがレアル・マドリードからエバートンへ移籍したことを受け、現在のFIFAのレギュレーションと照らし合わせ、CAバンフィエルドは連帯貢献金が支払われるかを確認しました」

「残念ながら、ハメス・ロドリゲスのレアル・マドリードからエバートンへの移籍は、お金がかかっていません。移籍金ゼロ、つまりフリーの選手と同じ形での移籍でした。両クラブ、関係する組織とも連絡を取ったものの、クラブには連帯貢献金がないことが明らかになっています」

 2014年に行われたブラジル・ワールドカップでは、得点王にも輝いたハメス。それから6年、移籍金ゼロで所属クラブを変えることとなったが、まだ29歳。プレミアリーグで再び自身の価値を証明したいところだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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