「衝撃的な帰還」はもうすぐ? ベイル、トッテナム時代の“名シーン10選”を英紙紹介
CLインテル戦での活躍が上位を独占
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、古巣トッテナムに復帰する可能性が浮上している。そんななか、英紙「デイリー・ミラー」が、ベイルのトッテナム時代に注目。当時の名シーン10選を紹介している。
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ベイルは2013年にレアルに加入するまで、6シーズンにわたってトッテナムでプレー。その間に公式戦通算146試合に出場し、42ゴールを記録している。その後、当時の史上最高額となる1億ユーロ(約130億円)でレアルへ移籍。4回のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに貢献してきたが、ここ数シーズンは出番が減少しており、英紙「デイリー・メール」ではすでに移籍手続きは完了したとも報じられている。
古巣復帰が間近とされるなか、「デイリー・ミラー」は「ギャレス・ベイルのトップ10モーメント:スターの衝撃的な帰還が近付く」ベイルのトッテナム時代の名シーンをピックアップ。その名を世界に轟かせるきっかけとなった活躍の瞬間をランキング形式で紹介している。
最初に紹介されているのは、2007年にアーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”で決めたFKでの移籍後初ゴール。壁の外側を巻いてゴールネットを揺らした一撃は、その左足が秘めるポテンシャルを示していたと言えるだろう。
その他にも強豪相手のゴールやベイルならではの“ゴラッソ”が続いており、8位には10年4月のアーセナル戦とチェルシー戦での連続ゴールがランクイン。いずれもロンドンのライバルを相手に勝利を収める原動力となった。5位には12年のアストン・ビラ戦でのハットトリックが入っている。
多くの印象的なシーンがあるなか、上位2つはいずれも10-11シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグのインテル戦が選出された。10月20日に行われた試合では、開始早々のレッドカードでトッテナムは数的不利に陥り、0-4のビハインドを負って迎えた後半にベイルはハットトリックを達成。この試合には3-4で敗れているものの、大会の歴史に残るシーンの一つとなった。
翌月2日のリベンジマッチではゴールこそなかったものの、幾度も左サイドを見事なドリブルと俊足で突破。インテルの元ブラジル代表DFマイコンを翻弄した。後半には2回にわたり左サイドからのクロスでアシストを記録し、3-1の勝利に大きく貢献している。
トッテナムでの6年間で、数多くの記憶に残るシーンを演出してきたベイル。再び“スパーズ”のユニフォームに袖を通し、さらなる伝説を歴史に刻むことになるのだろうか。
「デイリー・ミラー」が選出、ベイルのトッテナム時代の名シーン10選は以下のとおり。
10位 2007年9月15日 プレミアリーグ第6節 アーセナル戦(1-3)
9位 2009年9月26日 プレミアリーグ第7節 バーンリー戦(5-0)
8位 2010年4月14日、17日 プレミアリーグ第33節&第34節 アーセナル戦(2-1)&チェルシー戦(2-1)
7位 2010年8月21日 プレミアリーグ第2節 ストーク戦(2-1)
6位 2012年9月29日 プレミアリーグ第6節 マンチェスター・ユナイテッド戦(3-2)
5位 2012年12月26日 プレミアリーグ第19節 アストン・ビラ戦(4-0)
4位 2013年2月14日 ELラウンド32第1戦 リヨン戦(2-1)
3位 2013年2月25日 プレミアリーグ第27節 ウェストハム戦(3-2)
2位 2010年10月20日 CLグループリーグ第3戦 インテル戦(3-4)
1位 2010年11月2日 CLグループリーグ第4戦 インテル戦(3-1)