ハメス加入のエバートン、構想外のベイル獲得に名乗り 元レアルコンビ誕生の可能性も
アンチェロッティ監督時代のレアルでプレーしたベイルの去就に英メディア注目
レアル・マドリードは今夏の移籍市場で、クラブの構想外となった選手の一掃を目指している。その1人だったコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスはエバートンへ移籍。コロンビア代表10番を獲得したエバートンは、さらにレアルで構想外となっているウェールズ代表FWギャレス・ベイルも狙っているようだ。英メディア「HITC」が報じている。
ベイルはレアルと週給60万ポンド(約8200万円)の契約を結んでおり、この金額を支払うことは、どのクラブにとっても困難だ。だがベイルを放出したい意向のレアルは、超高額な年俸の半分を負担することも考えていると伝えられた。
これまでマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムがベイルの新天地候補に挙げられていた。しかし、この報道後はウェストハム、ニューカッスル、レスター・シティ、そして今夏の移籍市場でレアルからハメスを獲得したエバートンも獲得に名乗りを上げようとしているという。
ベイルは古巣のトッテナムへ移籍し、今季のプレミアリーグで4位以内を目指す戦いを望んでいるようだ。だがトッテナムは、レアル側がベイルの給料の半分を負担することに加え、ローン移籍での獲得が条件になるという。
2020-21シーズンのプレミアリーグ開幕節となったトッテナム戦で、新加入のハメスが活躍したエバートンも、ベイルへの関心を強めているようだ。記事によれば、「ベイルはエバートンのカルロ・アンチェロッティ監督とマドリードで仕事をしたことがある。もし、トッテナムが交渉を詰められなければ、ハメス・ロドリゲスを獲得した彼らが、名乗りを上げるかもしれない」と、報じられている。
ハメスとベイルの能力は誰もが認めるところ。2人のコンビが実現することになれば、エバートンはさらに注目を集めることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)