バルセロナと無所属FWカバーニ、ストライカー補強と新天地探しの思惑一致で契約か
カバーニの要求する2年契約もバルサのプランと合致か
ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、パリ・サンジェルマン(PSG)との契約が昨季限りで満了を迎えた。一時はポルトガルのベンフィカへの移籍が決定的となったが、最終的に契約は合意に達せず、現在も無所属となっている。欧州各国で2020-21シーズンが開幕を迎えたなか、スペイン紙「スポルト」はカバーニがバルセロナに売り込みをしていると報じた。
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2013年にナポリからPSGに加入したカバーニは、7シーズンで公式戦通算301試合に出場し、200得点43アシストを記録。リーグ戦では通算200試合に出場し、138得点30アシストで、6度のリーグ制覇に貢献している。
抜群の安定感を示してきたストライカーが、移籍金ゼロで獲得できることもあり、ベンフィカ、アトレティコ・マドリード、リーズ・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、ローマ、ラツィオ、フィオレンティーナなど、多くのクラブが獲得に関心を示していた。
しかし、8月中旬に高額年俸がネックとなり、ベンフィカへの移籍交渉が破談となって以降、アトレティコとの交渉も決裂するなど、移籍先は決まっていない。
一方、バルセロナもロナルド・クーマン新監督が、現9番のウルグアイ代表FWルイス・スアレスを構想外としており、新たな9番探しを進めている。インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルチネスやリヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得に動いているとされるが、いまだストライカー獲得に至っていない。
そんななかで、「スポルト」はカバーニが2度にわたり、バルセロナに自身を売り込んだと報じている。また、カバーニが要求している2年契約という条件も、新9番探しが難航しているバルサの計画に合うという。
新クラブを探すカバーニと、新9番を求めるバルサ。両者の思惑は一致しているようにも見えるが、どのような結果となるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)