「完全に圧倒した」とドルトムント監督が12戦無敗の快進撃に自信 香川”新ライバル”も絶賛

ELトットナム戦の3-0快勝にトゥヘル監督も手応え

 ドルトムントは10日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント、ベスト16ラウンド1回戦でトットナムと対戦し、3-0の勝利を収めた。プレミアリーグ2位と好調のトットナムを撃破したトーマス・トゥヘル監督は「完全に圧倒した」と自信を露わにした。サイドバックから中盤にコンバートしたDFエリック・ドゥルムを手放しで絶賛し、8分間の出番で大きな見せ場を作れなかった日本代表MF香川真司は、さらなる苦境に追い込まれることとなった。

 本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで迎えたEL16強対決の初戦で、ドルトムントは衝撃的な強さを見せつけた。前半30分、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが先制点を決めると、MFマルコ・ロイスの2ゴールで勝負あり。EL優勝候補の名に恥じない高質のパフォーマンスを示し、8強進出に大きく前進した。

 トゥヘル監督はクラブの公式サイトで、チームの仕上がりに圧倒的な自信を示している。

「パフォーマンス、結果、守備に満足している。高い効率性、タックル成功率、コンパクトさを披露することができた。序盤トットナムは強力だった。ハイテンポの試合だったが、パスの精度が高まり、数多くの決定機を作ることができた。後半は完全に圧倒した。トットナムを自陣に押し込め、我々のゴールから遠い位置でプレーさせた」

 相手はイングランド代表FWハリー・ケインらエースをベンチに温存する一方、ドルトムントは4-1-4-1システムで臨んだ。ゴンサロ・カストロ、そして本来サイドバックのエリック・ドゥルムを2列目に起用し、相手を攻略した。

 

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