クラブW杯決勝後のメッシの心温まる行動が母国で話題に リーベルGKに渡した”粋な贈り物”とは

GKバロベロが地元紙に明かしたエピソードが、母国で感動を呼ぶ

 バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、昨年12月に日本で行われたクラブワールドカップ(CWC)決勝で“粋なプレゼント”を送っていた。対戦相手のリーベル・プレートのGKがシューズをもらったと、アルゼンチン紙「エル・グラフィコ」が報じている。

 昨年末、バルセロナは圧倒的なポゼッションと攻撃力でクラブ史上3度目となる世界一を達成した。メッシは大会直前に尿管結石を発症して出場自体が危ぶまれたが、リーベルとの決勝戦に出場。コンディション不良を感じさせることなく前半36分に先制点を奪うなど、詰めかけた6万6853人の観客の度肝を抜いた。

 そんなメッシが魅了したのはファンだけではなく、相手選手もだった。主将としてリーベルのゴールマウスを守ったアルゼンチン人GKマルセロ・バロベロが同紙のインタビューに答えて、CWC決勝戦の思い出を語っている。

「僕の息子から『いつお父さんはバルセロナと対戦して、メッシのシュートをセーブできるの?』って言われていたんだ」

 アルゼンチン人クラックに先制点こそ許したものの、バロベロは同12分にメッシのシュートをセーブした。その時にバルセロナの背番号10は同郷の32歳GKを称えるように、頭を撫でた。そのシーンを覚えているファンも多いかと思うが、バロベロはこう続ける。

 

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