クラブW杯決勝後のメッシの心温まる行動が母国で話題に リーベルGKに渡した”粋な贈り物”とは

試合中の会話を覚えていたメッシは…

「メッシが近くに来て、頭を撫でてくれたので、僕もこう伝えたんだよ。『”お父さんがメッシのシュートを止めてほしい”という、息子の夢を叶えることができたんだ』とね」

 試合は「MSNトリオ」を形成するウルグアイ代表ルイス・スアレスの2得点もあって、バルセロナが3-0で勝利した。試合終了後のユニホーム交換こそ叶わなかったものの、バロベロには再び嬉しい瞬間が待っていたという。

「メッシはドレッシングルームに来てくれて、(バルサのGK)クラウディオ・ブラーボのユニホームと、メッシのシューズを持ってきてくれたんだ。僕はそれだけでも凍りつくように嬉しかったけど、彼はこう言ってくれたんだ。『このシューズは、あなたの息子のためにあります』ってね」

 試合中にかわした会話を覚えていて、バロベロの愛息にシューズを渡した心優しきメッシ。ゴールを量産しながらも相手GKへの思いやりを忘れない姿勢は、母国アルゼンチンで感動を呼んでいる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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