「トップ下として目を引く活躍」 南野拓実の躍動に地元紙賛辞「ベストのパフォーマンス」
ブラックプール戦でトップ下として先発フル出場し、7-2の圧勝に貢献
リバプールの日本代表MF南野拓実は現地時間5日、ブラックプールとの親善試合にトップ下として先発フル出場。1ゴール1アシストを記録し、7-2の圧勝に貢献した。地元紙は「リバプールでベストのパフォーマンス」と南野のプレーに賛辞を送っている。
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リバプールはブラックプール戦で4-2-3-1システムを採用。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネが前線を構成し、南野はその背後に位置するトップ下として先発出場した。
序盤はブラックプールの勢いに押されて2点を先行されたものの、徐々にリバプールが押し返す展開に。前半のうちに1点を返すと、後半7分にはマネが同点弾を記録。さらに同9分には南野のクロスにフィルミーノが合わせ、早い段階で逆転に成功した。
さらに1点を加えて4-2で迎えた後半26分、南野はペナルティーエリア右寄りの位置に抜け出したフィルミーノからのパスを受けると、細かいタッチでDFとGKを翻弄。最後はDFの股を抜くグラウンダーのシュートを放ち、見事にネットを揺らしてみせた。
最終的に7-2で大勝を収めたリバプールだが、トップ下として先発フル出場した南野には現地メディアも高評価を与えた。英地元紙「リバプール・エコー」の寸評では、以下のように綴られている。
「リバプールでベストのパフォーマンス。トップ下として目を引く活躍を見せた。フィニッシュの局面でより良いプレーもできたはずだが、フィルミーノのゴールをお膳立てし、ついにはブラジル代表のアシストから冷静なシュートも決めている」
開幕戦を控えた最後の親善試合で、南野は確かな存在感を示した。新シーズンでの本領発揮に、現地でも期待が高まっている。